News

文化遺産パートナー養成講座

源氏物語図扇面貼交屏風 特別公開

2024.10.05

源氏物語を語るには欠かせない
日本を代表する源氏絵の名宝が
尾道にひととき里帰りします

室町時代の後期、土佐派の絵師による作と伝えられるこの作品は、我が国の源氏物語の文化を表す貴重な文化財です
六曲一双の屏風に、源氏物語の場面を描いた60枚の扇面を概ね四季の順に張りつけています
『浮舟』と『夕顔』は日本最古の現存する絵であると、日本の美術史学者であり、学習院大学の小林忠教授は語られます

何故、何時、誰が、どんなご縁があって・・・
国宝の寺・尾道浄土寺に納められたかは未だ解りません

多くの研究者たちの研究対象として、東京国立博物館に預けられている源氏物語図扇面貼交屏風
この度のわずかな期間だけ、尾道への里帰りが実現します

令和6年10月28日(月)~11月4日(月)
26日(土) プレオープン
※27日(日)はお茶会のため公開はしておりません

10:00~16:30(16:00最終受付)

浄土寺阿弥陀堂(広島県尾道市東久保町20-28)

一般   1,500円
大・高生 500円
中学生以下無料
※庭園等内拝含む
※団体割引、障がい者割引適用

*特別公開の特設ページはこちら

お問い合わせ
 源氏物語図扇面貼交屏風特別公開実行委員会事務局
 084-930-4227(村上アーカイブス内)


源氏物語図扇面貼交屏風の里帰りを記念し、関連イベントを企画しております

1.ロータリークラブ市民公開講座「その時、歴史が動いた【尾道編】」【終了】

令和6年10月14日(月・祝)
14:00~16:00(13:30開場)

しまなみ交流館〈テアトロシェルネ〉(広島県尾道市東御所町10-1)
※事前申込制(お申し込みはこちらから)
※入場無料

第1部 「尾道・時間旅行」源氏絵屏風と大浜埼の灯台を訪ねて (30分)
 講師 西井 亨 氏 尾道市企画財政部文化振興課 学芸員
第2部 その時、歴史が動いた・尾道編 (60分)
 講師 松平 定知 氏 元NHKアナウンサー・京都芸術大学教授

2.文化財講座Ⅰ「浄土寺の絵画 お寺のなかをめぐるアートガイドツアー」【申込受付終了】

令和6年11月2日(土)
① 10:00~11:00
② 11:15~12:15
※各回定員20名

浄土寺(広島県尾道市東久保町20-28)
 宝物殿前集合

参加費 2,000円(拝観料+抹茶)

要申し込み
尾道市文化振興課(TEL 0848-20-7425)までお電話ください
※定員になり次第締め切らせていただきます
※申込受付は10月10日(木)から

3.里帰り記念特別講演会【申込受付終了】

令和6年11月3日(日)

① 10:30~12:00 「源氏絵の世界―響き合うイメージをめぐって―」
② 14:00~15:30 「浄土寺本源氏物語扇面散屏風を読み解く」
※30分前開場
※各回定員50名

講師 佐野 みどり 氏

浄土寺・方丈(広島県尾道市東久保町20-28)

入場料 1,500円(拝観料)

要予約
特設ページのメールフォームよりお申し込みください
※定員になり次第締め切らせていただきます