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「吉和太鼓おどり」浄土寺奉納

2026.08.14

吉和太鼓おどり(広島県無形民俗文化財)は、西暦偶数年の旧暦7月18日、中世からの港町を横断して練り歩き、浄土寺の境内で踊りが奉納されます。
(写真は過去の様子)

その始まりには諸説ありますが、足利尊氏が尾道から九州に向かうとき、水先案内をつとめたのが吉和の漁師たちで、尊氏の戦勝を祝って踊ったのが、この勇壮活発なおどりであるとの説があります。
浄土寺には、江戸時代のおどりの様子を描いた絵馬が奉納されており、古くから伝わる伝統行事であることが分かります。

行列は、尾道水道沿いを練り歩き、JR尾道駅前を経由して、本通り商店街を通ります。さらに、住吉神社を通り、市役所前までくると、ここで、吉和太鼓おどりが披露されます。
その後、海岸通りを東に進み、浄土寺下まで練り歩いた後、浄土寺の石段を船神輿が上がり、続いて一行は後ろ向きで石段を上がります。これは、敵の攻撃に備えるためだといわれています。
そして、本堂前で「エイ、エイ」とかけ声をかける勇壮な舟唄が奉納され、船神輿の観音像は本堂に安置されます。その後、白装束の宰領方や赤鬼、青鬼の見守る中、鉦・太鼓を鳴らしながら、吉和太鼓おどりが奉納されます。


このように、浄土寺をはじめとした中世寺院建築が点在する港町を横断して、吉和太鼓おどりは練り歩き、足利尊氏ゆかりの浄土寺でおどりを奉納します。
中世から現在に至る歴史の積み重なった港の歴史的街並みの中を中世の名残を残す荘厳な伝統行事です。


2026年奉納

開催日:令和8年(2026)8月18日(火)

8:00 射場(太鼓おどりの本拠)出発~吉和恵比須神社~吉和漁港
9:00 芙美子像前~本通り商店街
9:45 尾道商工会議所
10:10 尾道市役所前
10:25 尾道漁協

11:00 浄土寺下~浄土寺参道・石段登
 ※「踊り手」は後ろ向きで石段を上がります(約30分)

11:30 浄土寺本堂前・丹生神社前

18日午後・19日 【村打ち】協賛企業・吉和町内


2年に一度の「吉和太鼓おどり」奉納。

この機会にぜひ、勇壮なおどりをご覧ください!