企画展/講演会
おのみち歴史博物館企画展「お経の世界―奈良から室町時代」の開催
2024.11.13
おのみち歴史博物館にて、企画展「お経の世界―奈良から室町時代」を開催します。
尾道は嘉応元年(1169年)に備後大田庄の倉敷地として公認の港となって以来、瀬戸内海の交易の拠点として850年以上の歴史を有します。平安時代の後白河院や室町時代の足利尊氏など、都との繋がりや在地商人たちの活躍によって港町尾道は発展を遂げていきました。
同時に仏教文化の受容が活性化したことで、現在も尾道水道沿いに25の寺院が大屋根の甍を連ねて美しい景観を保ち続けています。
本展は、市内に伝わる経典をテーマに、現在確認できる奈良時代の巻子装の経典から室町時代の版本による経典を展覧するものです。経典に書かれた文字は難しくても、書風、手の込んだ加工を施した写経料紙、見返しに描かれた絵画など、お経の魅力を紹介します。
会期 令和6年11月13日(月)~12月23日(月)
開館時間 10時~18時(入館は17時30分まで)
休館日 火曜日
入館料 一般210円、共通520円(おのみち映画資料館)
※中学生以下無料