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企画展/講演会

おのみち歴史博物館 令和7年度企画展Ⅱ

2025.09.18

「茶園の茶僧 KOUKOKU 光國」

 江戸時代後期の尾道では、豪商たちが別荘を構え、庭には茶室を設え露地を築いて薮内流を主とする茶園の文化が花開きました。一方で寺院においても同様で、その代表であり尾道の茶道を牽引したのが浄土寺第五十六世住職の躰道光國(たいどうこうこく/不明~文政2年(1819))でした。
 光國は京都の薮内流六世比老斎竹陰紹智(ひろうさいちくいん/享保12年(1727)~寛政12年(1800))との交流で知られ、浄土寺には二人の書や茶杓などの遺品が伝わっています。
 このたびの展覧会では、浄土寺に伝わる茶道関係の資料を介して、今に繋がる尾道の茶道文化の礎を築いた僧侶光國の功績を知って頂ければ幸いです。


会期 令和7年9月23日(火・祝)~11月3日(月・祝)

開館時間 10時~18時(入館は17時30分まで)

休館日 火曜日(祝日の場合は翌日/9月24日(水)は休館)

入館料 一般210円、共通(おのみち映画資料館)520円
    ※中学生以下無料