おのみち歴史博物館にて、令和6年度文学展「行友李風展」を開催します。

「春雨じゃ、濡れて行こう」
「赤城の山も今夜を限り、生れ故郷の國定の村や、縄張りを捨て国を捨て、可愛い子分の手めえ達とも、別れ別れになる首途だ」
どこかで聞いたこの名台詞、作者は尾道市ゆかりの作家・行友李風であること、ご存知でしたか？
「剣劇の新国劇」を作り上げ、大衆作家としても名を挙げた作家・行友李風の一生を、名作『国定忠治』『月形半平太』の直筆原稿をはじめとした貴重な資料とともに振り返ります。

【主な展示品】
・直筆原稿「國定忠次　二幕目」
・直筆原稿「月形半平太」
・書籍「修羅八荒」
・スケッチブック（舞台イメージをスケッチしたもの）
・写真アルバム等の遺品

会期：令和6年6月5日（水）～7月15日（月・祝）

おのみち歴史博物館（旧尾道銀行本店）

広島県尾道市久保一丁目14-1

入館料：一般210円、中学生以下無料

休館日：火曜日（祝日の場合は翌日）
　　　　※台風の接近など、荒天が予想される場合は、臨時休館となることがあります。

開館時間：10時から18時（入館は17時30分まで）